【スペインのワーホリ】ビザ申請~申請方法と必要な書類を徹底解説~

こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。

スペインワーホリのビザ申請は直近3ヶ月間日本に滞在していないと申請できないことをご存知でしたか?

実は他国のワーホリ帰国からすぐスペインのワーホリビザを申請しようとしても受け付けてもらえないんです。

その他にもスペインのワーホリビザ申請は他の国とは違う特殊な申請書類がいくつかあります。

なので、今回の記事ではスペインワーホリのビザ申請に必要な書類や流れなどを分かりやすくまとめてみました。

必要書類の表はチェックリストとしても利用できるので、ぜひ読んでみてください。

スペインの基本情報やワーホリするメリット・デメリットが気になる方はこちらの記事もどうぞ!

【スペインのワーホリ情報まとめ】公用語が6種類?学べる言語やワーホリのメリット・デメリット

スペインのワーホリ申請の概要

参考: PlanetWare
項目概要
年齢制限18~30歳 ※申請時の年齢
滞在可能期間最長1年間
ビザ発給人数500人
就学可能期間明記なし
就労可能期間明記なし

2017年にスタートしたスペインとのワーホリは、語学だけでなくフラメンコやサッカー、スペイン料理など様々な分野の習得の渡航先として人気の国です。

スペインのワーホリビザは、居住先の証明書や無犯罪経歴書など時間のかかる書類が不要なので申請手続きは他の国と比べて楽かと思います。

ビザの申請条件

スペインのワーホリビザ申請は以下の条件を満たしている必要があります。

(A) 2017 年 4 月 5 日付けで東京にて締結されたワーキングホリデー制度に関するスペイン王国政府 と日本国政府との間の協定を下に、以下の要件を全て満たしていることを申告し、ワーキング・ホリ デー査証を申請する。 

(B) ワーキングホリデー査証申請時の年齢が十八歳以上三十歳以下であること。

 (C) 有効なワーキングホリデー査証を所持する者に対し、入国の日から最長 1 年までの期間スペイン 滞在が許可され、かつ、旅行資金を補うために必要な限りにおいて、受入国スペインにおいて効力 を有する法令に従って就労が認められていることを把握していること。

 (D) 被扶養者を同伴しないこと。

 (E) 有効な旅券及び帰国のための切符、又はそのような切符を購入するための十分な資金を所持する こと。

 (F) 受入国における滞在中の最初の 3 か月間の生計を維持するため、月額最低€538、 合計€1614 に相当する資金を所持すること。

 (G) 滞在終了時に受入国スペインを出国する意図を有し、かつ、滞在する間に在留資格を変更しない こと。

 (H) 以前にワーキングホリデー査証の発給を当該締約国政府から受けていないこと。

 (I) 健康であることが医療診断書により確認されること。

 (J)滞在中の傷害・疾病における死亡・治療をカバーする海外旅行保険に加入する事を重要だ と理解し、加入しない場合には関連費用の全ては自己負担になる事を承知する。

 (K) 犯罪経歴を有しないこと。

 (L) 受入国に滞在する間に、受入国スペインにおいて効力を有する法令を尊守する意図を有すること。

 (M)以上のすべてのことを証明する書類等を有し、必要に応じて当該締約国政府からその提出を求め られる場合それを提出することと、受入国スペイン滞在中、当協定に示されている前記の決まりごと を尊守する意図を有すること。

参考:宣誓書|スペイン大使館(PDF

スペインのワーホリ申請に必要な書類

参考: API Abroad

スペインのワーホリビザ申請に必要な書類は11セット、申請書類は大使館指定のフォーマットがあり日本語訳や記入例もついています。

特に宣誓書や旅程表、健康診断書などの書類に指定フォーマットが用意されているのは、ポーランドやチェコなどの自由書式に比べて準備がしやすいと思います。

申請の流れ

申請の流れを簡単に説明すると、

  1. 必要書類を集める
  2. 在東京スペイン大使館(以下、大使館)へ提出
  3. 許可通知を受け取る
  4. 大使館にて直接パスポートの受け取り

の順番で進みます。

これらの書類を大使館へ提出する時点で、日本で3ヶ月以上日本に居住生活していることが条件なので申請時期には注意してください。

申請に必要な書類

スペインのワーホリ申請に必要な書類を表にまとめました。

必要書類は全部で11セット、大使館HPにアップされている申請書類は日本語訳や記入例もついているので比較的スムーズに準備できるかと思います。

指定フォーマットのある申請書類は1つのPDFにまとめられているので、全て白黒コピーをして記入してください。

①申請書・申請書(PDF)を白黒で印刷
・記入(申請書のNo.20の欄には余白部分にW.Hと記入してください)
・署名
②写真1枚申請書の右上へ貼付分
・4.5×3.5cm
・カラー
・白い背景
③パスポート・原本
・コピー
・スペインの滞在期間をカバーしている残存期間があること
④住民票・発行から90日以内のもの
申請時点で日本に3ヶ月以上居住していること
⑤健康診断書・原本
・大使館指定用紙を使用へ医師が記入、署名
・ローマ字記入
・医師及び病院の印(別々の印)が捺印されたもの
・発効日より1ヶ月以内のもの
(病院の指定はありません)
⑥航空券往路航空券は購入必須。
・往復の1年オープンの航空券予約確認書
・往復のみ航空券の予約確認書
のどちらかを提出。
往路のみを予約している場合は復路の航空券代を経済証明書へ上乗せすること。
⑦経済能力の証明書最低でも最初の3ヶ月滞在費分1,614€(約円)相当額以上の資金を所持している証明。
・本人名義の残高証明書(和文可)  →金融機関もしくは郵便局発行のもの  (押印されていないものは不可) 
 →原本  
 →発効日から1ヶ月以内のもの
・本人名義の銀行通帳のコピー  
 →通帳の表紙  
 →現在までの数ヶ月間の出入金記録コピー
⑧宣誓書(DECLARACIÓN RESPONSABLE )・白黒コピー
・大使館指定の宣誓書(PDF)へ記入
・署名部分にはパスポートと同じ署名
⑨旅行日程表(PLAN DE VIAJE / TRIP PLAN)大まかな予定を記入。
・白黒コピー
・大使館指定の旅程表(PDF)へ記入
・スペイン語または英語で記入
⑩NIEの申請(EX-15)・白黒コピー
・NIEの申請書(PDF
・NIE申請料の1,288円
⑪警察へ提出するNIEの書類(Dirección General de la Policía)・白黒コピー
・大使館指定の証明書( PDF
・記入例に沿って指定箇所のみチェックと記入をする

◆ワーキングホリデービザ申請方法|在東京スペイン大使館(PDF

申請料は無料、ただしNIEの申請に1,288円がかかる

スペインのワーホリビザは申請料が無料ですが、NIE番号の申請費として1,288円を支払う必要があります。

NIE番号(el Número de Identificación de Extranjeros)とはスペインの外国人用の個人識別番号のことです。スペイン人の場合はDNI番号(Documento Nacional de Identidad)と呼ばれている国民IDカードを持っています。

NIE(外国人登録番号) 社会、経済、あるいは職業上の理由からスペインと関係を有する者はNIE(外国人登録番号)を申請することができます。 4月20日付け勅令第557/2100号により承認された、スペインにおける外国人の権利と自由、社会統合に関し定める組織法第4/2000号の細則第206号に、社会、経済、あるいは職業的な理由でスペインとの関係を有する外国人は個人確認のため、ひとりひとりに異なった唯一の番号が付与されることを定めています。

参考:その他の領事業務|在東京スペイン大使館

日本に3ヶ月以上居住していることが重要

スペインのワーホリビザは日本で3ヶ月間日本で居住していることが申請条件となっています。

この条件は大使館で書類を提出する際にの窓口で、住民票とパスポートの出入国のページで確認されます。

たとえ海外渡航の際に住民票は日本のままでも、パスポートの出入国で確認されて帰国から3ヶ月未満でも却下となるようなので申請時期には注意してください。

申請条件には、住民票の提出。とあったので、住民票が日本居住3ヶ月以上をクリアしていれば、なんの問題も無いと思っていたのです。アドレスを日本から抜いてなかった私は、住民票は日本にあるまま。帰国後すぐにビザを申請しても問題無いと思っていました。でーすーが、大使館ではパスポートの出入国をチェックされました。そして一言、あなた、海外に長期でいましたよね?日本に3ヶ月以上居住してないと申請はできません。え?でもパスポートの出入国に関しては記載ないですよね?アドレス自体はずっと日本ですよ?関係ありません。パスポートと住民票、どちらも3ヶ月以上の居住が認められなければ、受理しません。

参考:スペインワーホリビザを却下された私が説明します~ビザの落とし穴~ | Mochi Adventure -7か国目NZ-

在東京スペイン大使館

参考:WorldAtlas.com

スペインのワーホリビザは書類の提出とパスポートの受け取りの最低2回は申請者本人が大使館へ出頭しなければいけません。

スペイン大使館は申請書類の提出に予約はいりませんが、窓口の受付時間が短いので注意が必要です。

在東京スペイン大使館の所在地

スペイン大使館への書類提出は申請者本人が大使館へ行く必要があります。

書類提出の予約は不要なので、書類が準備でき次第大使館で手続き可能です。

申請時期に関しては、スペイン大使館HPにて出発希望日の2ヶ月前に申請することを推奨されていて、90日以上前の申請は受付できないと記載されているので注意してください。

住所〒106-0032
東京都港区六本木1-3-29
開館時間/ビザ申請受付時間月~金 9:30~12:30
電話番号 (813) 3583-8531  (813)3583-8532
問い合わせ対応時間9:00 ~17:00
メールアドレスemb.tokio@maec.es
公式サイト在東京スペイン大使館

ビザの受け取り

ビザの発給通知が届いたら1ヶ月以内に大使館へパスポートを受け取りに行く必要があります。

大使館の窓口でパスポートを受け取った際には、

  • ビザの記載に不備がないか
  • 正しく押印されているか

をその場で確認し、不備があった場合は窓口へ申し出るようにしてください。

スペインのワーホリ情報をチェック

スペインのワーホリ情報は在東京スペイン大使館の公式HPで確認することができます。

ワーホリに関する申請条件や申請方法などは予告なしに変更されていることが多々あるので、申請前に大使館へ確認することをおすすめします。

参考ブログ

今回、参考にさせていただいたブログをご紹介します。

Mochi Adventure -7か国目NZ-

実際に大使館へ問い合わせて資料請求されたMochiさん、申請書類を集めるのに注意すべき点を実体験を元に分かりやすく解説してくださっています。

meguworld

スペインでギリホリ中、実際に記入したビザ書類を公開してくださっているのでとても参考になります。

ちなみに、私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。

▶くろ@ワーホリブロガー(@kuro_holi

スペインへの渡航・チケットの手配

現在日本からスペインへの直行便は、東京成田からマドリード間のみ就航しています。

その他の都市への直行便はないので、バルセロナ等へ行く場合は乗り継ぎかマドリード到着後公共交通機関で移動することになります。

直行便の所要時間は約13時間半~14時間弱、渡航費用は安い時期で片道86,000円ほどかかります。

ただ渡航日や乗り継ぎ便にした場合で料金が大きく変わってくるので、まずは比較サイトで検索をしてみてください。

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スペインのワーホリ申請まとめ

今回は、スペインのワーホリの申請方法や流れについて分かりやすく解説しました。

大使館から推奨されているスペインワーホリのビザ申請は、

  • 出発2ヶ月前に申請
  • 出発90日以上前は申請を受け付けていない

と発表されています。

さらに他国でワーホリ後、スペインへワーホリビザを利用して渡航予定の方は「申請時直近の3ヶ月間日本に滞在していた」ことが重要なので、帰国直後は申請できないので申請時期には十分注意してください!

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