【ノルウェーのワーホリ情報まとめ】自然好きにおすすめ

こんにちは、くろ(@kuro_holi)です。

スウェーデンとのワーホリ自体は2013年に開始しました。

さらに2019年になって北欧でワーホリできる国が増えていることもあり、今後ノルウェーのワーホリも再注目されるのではないかと思います。

ノルウェーといえば世界幸福度ランキング上位で有名ですが、改めて考えてみると「どんな国?」とあまり詳しく知らない人もいるのでは。

実際に私は北欧のいろんな情報が混ざって、「ノルウェーといえば…」と答えれる自信がありませんでした。

そこで今回の記事では、そういった疑問を解決するためにノルウェーのワーホリ情報と国の特徴などを分かりやすくまとめました。

5分ほどで簡単に読めるので、ぜひ読んでみてください。

ノルウェーの基本情報

参考:ノルウェー基本情報 | 北欧トラベルガイド【公式】

北欧のスウェーデン、フィンランド、ロシアに隣接しているノルウェー。

ノルウェーは細長い形が特徴的で、北部にある都市トロムソはオーロラ観測で人気の場所です。

ノルウェーは夏に24時間太陽が沈まない「白夜」が続き、冬の太陽は昼間に少し顔を出すくらいで夜がながくなります。

世界に通じる英語

ノルウェーは非英語圏で英語が通じる国として有名。

公用語はノルウェー語ですが、「2019年度英語能力指数ランキング(EF EPI)で第3位になるほど。

ノルウェー人の英語は訛りが少なく聞き取りやすいので、英語留学としても人気な国です。

ノルウェーの物価は高い

ノルウェーの物価は世界でも高いことで有名、北欧の中では1番です。

2019年中期世界の生活費用がかかる都市ランキングの「Cost of Living Index 2019 Mid-Year」では4都市がTOP10入りしているほど。

特に日本でいう消費税と同じ付加価値税が、

  • 食料品15%
  • 外食や日用品25%

と高額!

VAT(付加価値税)は消費税と同じ

参考:ノルウェーに行く前に知っておきたい消費税の秘密 | Norr
MVA15%がVATに値、食料品を購入した時のレシート

VAT(付加価値税)とは、日本でいう消費税のこと。

モノやサービスを購入する時にかかる税で、よくレシートの下の方に記載されています。

ノルウェーのVAT(付加価値税)は3種類に分かれています。

12%交通機関(バス、電車、タクシー等)
宿泊費・公共放送・映画館
スポーツ観戦・遊園地など
15%飲食料品全般
25%外食・アルコール類・日用品
衣料品・その他サービスや商品

ノルウェーを含む北欧はこのVATが15%以上がほとんどで高額ですが、その分学費が生涯無料であったり国の医療費負担などが充実しています。

ノルウェー物価の一覧

ノルウェーは北欧の中で最も物価の高い国。

いろんなブログを参考に物価の一覧をまとめました。

通貨はノルウェークローネ(NOK)、チップの風習はありません。

1NOK=約12円(2019年11月28日時点)

エコノミーホテル(1泊)600NOK~
(約7,160円~)
タクシー初乗り料金110NOK
(約1,313円)
レストラン(ランチ)150~200
(約1,790~2,387円)
レストラン(ディナー)300NOK~
(約3,580円~)
水1.5L 22NOK~
(約265円~)
牛乳1L22NOK~
(約265円~)
ビール500ml(スーパー)30~50NOK
(約358~597円)
卵12個41.9NOK~
(約500円)
鶏むね肉1kg150.8NOK~
(約1,800円)
トマト1kg36.8NOK~
(約440円)
ヨーグルト1kg95.5NOK~
(約1140円)

参考:やっぱり気になるオスロの物価 物価一覧とお値打ちに暮らすヒント | 人見知りでも海外暮らし

治安と社会状況

ノルウェーは世界でも幸せな国と呼ばれ、比較的治安も安定しています。

2019年11月現在、外務省から危険情報の発表はありません。

しかし、陽が落ちてからや冬の極夜で日照時間が短いときなどはスリなど盗難の発生率が上がる傾向があります。

暗くなってからの1人での外出は避けた方が良さそうです。

2019年世界幸福度ランキング第3位

国連が発表している2019年度世界幸福度ランキングで第3位のノルウェー。

物価や税負担率が高額な分、社会保障制度が確立されています。

例えば、学費は小学校から大学院まで無料であったり、失業しても手厚い失業保険があったり。

高い税金を支払っている分、国民の生活へ社会保障制度という形で実感できるので生活水準や満足度が非常に高いのだと思われます。

私が思うノルウェーへのワーホリのメリットとデメリット

ノルウェーの情報を調べていて思った、

  • メリット
  • デメリット

について個人的な意見ですが、ご紹介します。

メリット①自然に癒される

ノルウェーには森林やフィヨルド、湖など自然の癒し空間がたくさん!

都心のオスロでも、土地の3分の2が緑地や森林におおわれています。

休日に散歩やランニングをしたり、キャンプをしたりなど少し疲れたなと思う時に、ふらっと行ける森林が近くにあるのは心強いですよね。

ノルウェー人の幸福度が高い理由のひとつに、こういった自然との共存は大きな影響を与えているのではないかと思います。

フィヨルドとは

ノルウェー語で「入り江」という意味です。氷河による浸食作用で形成された複雑な地形や湾のこと。

メリット②北欧やヨーロッパ旅行に行ける

ノルウェーからだと、隣接している北欧やその他ヨーロッパ旅行に比較的気軽に行くことができます。

例えばスウェーデンへはバスで、フィンランドへは電車で、イギリスへはLCCを利用してなどなど。

特にLCCだと日本からよりお得にイギリス旅行ができます。

1年間の間にお休みの日を利用して北欧旅行を制覇するのも夢ではありません。

デメリット① 冬は気分が落ち込みがち

ノルウェーへのワーホリのデメリットは、冬の極夜で鬱々とした気分になってしまうこと。

1日中太陽が昇らない時期が続くと、どうしても気分が滅入ってしまいます。

ノルウェー人でも鬱になりカウンセリングを受けたりする人も少なくないようです。

もし言語にあまり自信がなく、現地に知り合いが1人もいない場合はさらに不安が募ってしまうのであまりおすすめできないかもしれません。

デメリット② 物価が高いから贅沢できない

とにかく物価が高いので、自炊をして節約する必要があります。

他の国に比べると、気軽に友達と外食したりお酒を飲みに行ったりすることはあまりできないかと思います。

就労期間は半年で変更しなければいけないことや、物価の高さから他のワーホリ協定国よりも不安に感じる部分が多い国かもしれません。

英語学習におすすめ

ヨーロッパの雰囲気を味わいながらの英語学習におすすめ。

もちろん公用語はノルウェー語で、生活面ではまずノルウェー語で会話することになります。

ただノルウェー人は第2母語と言えるほど流暢な英語で訛りも少ないので、語学学校などでは勉強しやすいかと思います。

英語圏にこだわりがない人や、ヨーロッパに興味がある人で英語学習したい場合はノルウェーワーホリの検討をおすすめします。

ノルウェーのワーホリ申請の概要

参考:海外旅行情報 エイビーロード
ノルウェー最北部に近い町ホニングスヴォーグの冬の街並み
項目概要
年齢制限18~30歳 ※申請時の年齢
滞在可能期間1年間
ビザ発給人数制限なし
就学可能期間3か月以内
就労可能期間一か所で最大6か月

ノルウェーとのワーキングホリデーは2013年にスタート。

ビザ発給人数に制限がないので、焦らず申請することができます。

就労期間は1か所最大6か月まで。1年滞在する場合は収入に関係なく、半年に1度仕事先を変える必要があるので要注意です!

ノルウェーワーホリの詳しい申請方法や必要書類に関してはこちらの記事で解説しています。

【ノルウェーワーホリ】ビザ申請~申請方法の変更点5つを徹底解説~

ノルウェーワーホリの情報チェック

ノルウェーワーホリの情報は、

の2つで確認することができます。

申請条件に関してはノルウェー入国管理局、書類提出や面接予約に関してはVFSノルウェービザ申請センター。

ノルウェーワーホリ以外の情報も知りたい方はノルウェー大使館を参考にしてみてください。

私のTwitterでもいろんな国のワーホリ情報を更新しているので興味があればフォローお願いします。

ノルウェー以外の北欧ワーホリ情報

2019年11月現在ノルウェー以外に北欧でワーホリが可能な国は、

  • デンマーク
  • アイスランド
  • スウェーデン
  • リトアニア

の4か国です。

この中で、スウェーデンはノルウェーと同様に締結されたばかりなので正式な申請条件は発表されていません。

この2か国以外はすでにワーホリが開始しているので、もし興味があれば北欧ワーホリのまとめ記事で簡単な申請条件をまとめています。

【2019年最新】北欧でワーホリが可能な国と条件

スウェーデンワーホリに関しては、以前「受付は遅くても2020年2月には開始するのでは」など、受付開始時期や申請条件の予想を記事にしています。

スウェーデンとのワーキングホリデーが開始!「今後の流れ」はこうなる!

まとめ

今回は、ノルウェーのワーホリについて書いてみました。

ノルウェーの特徴は、

  • 自然豊か
  • 物価が高いけど国民の幸福度も高い
  • 世界で通じる英語力

の3つ。

自然が身近にある国なので、癒し効果抜群!

ただ、ワーホリではなかなか物価に見合った社会保障制度を実感できる機会は少ないかなと思います。

そういった面では、移住や留学の方がさらにノルウェーの良さを実感できるのではないでしょうか。

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